NPO Textile Technology Activation Association
2021.02.05 活動報告
2月2日に、第8回目の講演会「繊維産業における新しい提案」をZoomミーティングによるオンラインで開催した。理事長の挨拶に続き、福井大学建築建設工学分野講師の寺﨑寛章氏から「モンゴルにおける砂漠化防止を目指した繊維緑化技術に関するフィージビリティスタディ」と題して廃羊毛とフルボ酸を使った土壌改良により砂漠緑化を進める研究の詳細を紹介された。次に株式会社槌屋、技術開発本部新製品開発センター新事業創生グループの伊東英輝氏から「製織技術を用いた圧力センサ織物TS―FABの紹介」と題して、自社で開発された圧力センサの原理とその製造方法、さらには商品展開までを紹介された。最後に、「サステナブル社会に対応する繊維技術」と題して本NPO理事長堀照夫がコロナ禍における繊維業界の動向および今後展開されるべきSDGsに対応する染色加工技術の現状を紹介した。約75名の参加があり関心の高さをうかがうことができた。