NPO Textile Technology Activation Association
2018.09.05 活動報告
8月20日(月)に第1回講演会および実習が福井大学産学官連携本部で開催された。
午前は、福井大学大学院工学研究科廣垣和正准教授が「超臨界流体染色の基礎と原理」を解説、続いて本NPO理事長堀照夫が「超臨界流体染色の開発・現状」を講演した。参加者は27名であった。
午後はこのうち19名が実習に参加した。本部に設置されている2種類の超臨界流体加工用ミニプラントを用い、福井大学工学部技術部の田畑功技術員および金沢工業大学の宮崎慶輔講師らの指導の下、ポリエステル布帛およびポリプロピレン布帛の染色を体験した。ポリエステル染色物は参加者に持ち帰ってもらった。ポリプロピレン染色用の染料は新たに開発されたものであり、3種の染料の配合でグレーに染色した。また、実習の合間をぬって質疑応答も行った。